akordu 奈良公園

ウェディングレポート

Wedding Report
No. 39

A様♡C様
招待人数24名様

202104.03

アコルドゥをおふたりの会場として、決めた理由をお聞かせください。

結婚式で一番こだわりたかったのが、料理でした。試食の際にいただいた料理もおいしかったのはもちろん、何よりその日だけのオリジナルのメニューをシェフと一緒に考えて作っていただけることを魅力に感じ、この式場を選びました。

会場の雰囲気、挙式・披露宴の感想をお聞かせください。

挙式は、お庭でガーデン挙式を行えます。こじんまりとしていますが、ゲストとの距離が近く、顔もよく見えますし、緑が多くナチュラルな雰囲気でとてもよかったです。私たちの時は、少し遅く残念でしたが、桜の木があるので運が良ければ、桜の中での結婚式も! 披露宴会場は、大きな窓があり、光が差し込み、温かみのある会場です。レストランなので、完璧な設備とはいかないですが、音響もきれいでしたし、プロジェクターの映像も問題なかったです。リモート配信をしたいと要望した際には、事前にリハーサル日を設けてくださったり、音響等色々調べてくださったりと、とても親身に対応してくださいました。

スタッフ対応はいかがでしたか?

一度延期したこともあり、式場スタッフさんには、長くお世話になりました。延期を決めた際にも、すばやく対応していただき、説明等もきちんとしていただいたので不安は、少なかったです。プランナーさんは、連絡すると毎回返信も早く、丁寧に返信してくださり、誠意を感じました。何でも聞いてくださいと言ってくださるので心強かったです。シェフは、気さくな方で、お料理の打ち合わせも雑談を交えながらで、とても楽しい時間でしたし、どんな料理になるのだろうとわくわくしました。旅行の思い出や、それぞれの幼少期の思い出の味の話をしました。自分たちの出会いのきっかけとなった食材をメニューに絶対入れて欲しいとお願いしたところ、季節的に難しいものではありましたが、シェフが調べてくださって取り寄せてくださいました。奈良のおいしい食材や、自分たちの地元の食材なども使っていただき、ゲストにも「おいしかった」と満足してもらえました。サービスのスタッフさんたちも、笑顔で対応してくださり、とても良い印象でした。 ヘアメイクに関しては、写真を見せて簡単に説明しただけでイメージ通りに仕上げてくださいましたし、当日、細かいところまで気を遣ってくださって安心して挙式、披露宴に臨めました。 写真に関しては、前撮りを行っていないので、写真もたくさん残せたらなぁと思っていましたが、挙式前や、披露宴後に撮影時間をとってくださり、よかったです。カメラマンさんも、いろんなポーズを提案してくださいましたし、リラックスさせてくださってステキな写真をたくさん撮っていただき満足しています。 実際に式を挙げて、こちらの式場のあたたかい雰囲気は、会場自体もそうですが、シェフやプランナーさんはじめ、スタッフの皆さんの素敵なお人柄から生まれているのだなぁと感じました。

演出の内容やこだわったところはございますか?

お料理を重視していたため、こだわりの演出というのは特に考えていませんでした。お料理の打ち合わせで話した思い出やエピソードを入れ込んだメニューの説明を、司会の方がしてくださるので、それも一つの演出になってよいかと思います。 プランナーさんからは、入場の際のアルコールラウンドや、サプライズバイトなどの提案をしていただき、実際に行いました。

未来の花嫁へアドバイスをお願いいたします。

ウェルカムスペースやムービーは作り始めると、どんどん欲が出てくるのでゴールと妥協点を決めると良いと思います。感染症対策でマスクの着用や検温以外で対策が必要な時はスタッフさんに伝えましょう。動画や小道具の作動確認は細部まで行いましょう。

Cuisine Report

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地の香りと旅の思い出 オイスター・3フレーバー

スタートはふたりの思い出、旅行での食事のお話から。横浜で行かれたオイスターバー。そして新郎ゆかりの宮城と言えば名産はオイスターです。季節柄、本日は北海道・厚岸の牡蠣をご用意しました。お楽しみいただくフレーバーは三つ。爽やかなレモン、フランス的なオニオンと赤ワインビネガー、ニューヨークスタイルのスペインアレンジ、ピリッと辛みのあるブラバソースです。少しずつ色々な味をお楽しみいただきます。

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なめろう仕立てのタルタル 燻製ジェラート サラダ添え

前菜はフレッシュなお魚のお料理。海釣りが好きで、和歌山や大阪の海に出向いて、サワラやタチウオを目指して釣りに出かけたそうです。よく行った居酒屋で食べた思い出のある「なめろう」。今回はなめろうをアコルドゥ風にアレンジしました。背の青い魚がよくあうなめろう。今回はシマアジに奈良の古代醤(ひしお)で。居酒屋では絶対に頼むという燻製のお料理をイメージして燻した香りのジェラートと、旬の奈良のアスパラを合わせています。

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三輪山本のパスタ麺の「ラーメン」海老 だだちゃ豆 トリュフ風味

ふたりの出会いのきっかけは通っていた山形の大学。ふたりは山形・鶴岡で、名産である「だだちゃ豆」の収穫アルバイトを一緒にされていました。そして、ふたりで魚介だしが美味しいラーメン店でよく食事をしたそうです。このお料理では、そのラーメンをつけ麺スタイル、奈良の三輪素麺の老舗が作る手延べのパスタ麺で表現しました。カツオと煮干し、コンソメと生ハムの出汁、色々な風味に合わせて、だだちゃ豆、さっと霜降りした海老に、ほんのりとトリュフの香り。様々な香り、冷たい麺と温かいスープにふたりの思い出と春の気候をイメージしながらお召し上がりください。

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パセリ衣のハモのベニエ トマトと宮城苺のガスパチョ

お魚料理はふたりがアコルドゥに食事に来た際に食べて感動したという鱧のフリットとガスパチョのお料理。その時の思いを皆様にもぜひ、というふたりのリクエストにお答えしました。仕立ては新郎が子供の頃に、おばあさまが作ってくれたパセリの天ぷらのお話から、パセリの香りの衣をつけたフリットにしました。ソースは、スペインをイメージしてガスパチョ。爽やかなトマトのソースには、宮城県のおいしい苺、「もういっこ」を一緒にミキシングしています。甘酸っぱいソースと一緒にイーストのエアを添えてお召し上がりいただきます。

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大和豚の低温ロースト 魚沼産コシヒカリのアロス サルサベルデ

お肉料理は奈良の美味しい「大和豚」です。低温で柔らかくローストしています。合わせているのは魚沼産のコシヒカリで作ったスペインの米の煮込み「アロス」です。春の素材、アサリで作るアロス。同じく春の菜の花を加えて仕上げています。加えてこのソースと相性のいい、ふたりが好きな出汁巻きも添えています。魚介と豚、地元の米。色々な楽しい組合せをお楽しみください。

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幸せのおすそ分け ウェディングケーキ カルダモン風味のジェラート 無農薬八朔のクレープ チョコレートソース

ウェディングケーキに合わせたのは、新婦が幼少期の頃、粉もの屋さんを営んでいたおばあさまが余り生地で作ってくれたクレープをイメージしたもの。柑橘の香りのカスタードと追熟で甘みを増した、奈良産の八朔を巻いています。合わせたジェラートは本格カレー屋巡りが好きなふたりにちなんで、ほんのりスパイシーなカルダモンのミルクジェラート。新婦のお仕事の勤め先であるモンロワールにちなんで、チョコレートのソースと印象的なリーフ型のチュイルを添えて、相性の良い組み合わせで仕上げました。