ウェディングレポート
Wedding Report
No.
27
J様♡O様
招待人数33名様
201912.15
アコルドゥをおふたりの会場として、決めた理由をお聞かせください。
会場の雰囲気、挙式・披露宴の感想をお聞かせください。
スタッフ対応はいかがでしたか?
演出の内容やこだわったところはございますか?
Cuisine Report
始まりの一口 人気の焼き野菜と育んだ茄子のジェラート スペインのソパ・デ・アホ
コースの始まりのお料理です。郡山でカフェを営む新婦。そのカフェの人気メニューである、焼き野菜。今日はお父様が畑で作られた、人参、カブと白菜を使った焼き野菜を小さな一皿で表現。上に添えたジェラートは同じく、中西家の代表的な生産野菜、大和丸ナスで作ったジェラートです。季節の野菜の甘みと滋味に少し遊びを加えたジェラートで仕上げています。一緒に添えたスープは、スペインのニンニクとピメントを卵でとじたスープ、『ソパ・デ・アホ』隠し味にサムジャンを加えて、韓国を感じる味に仕上げました。新婦と中西家の野菜、韓国の香りと、この会場であるアコルドゥの原点、スペインの香りを融合したお料理でコースのスタートです。
サラダ仕立てのチムタク アコルドゥ風
前菜は新郎母国である韓国のお料理のアコルドゥ風アレンジ。お二人が初めて一緒に食べた韓国料理『チムタク』。鶏肉と野菜を煮付けた、日本の肉じゃがをイメージさせるお料理だそうです。それぞれの店や家庭で色々な仕立て味付けがあるというチムタク。そのチムタクをアコルドゥの解釈で自由に仕立てました。低温のオイルの中でゆっくりと、柔らかく炊いた鶏のコンフィと、味を乗せた野菜の組み合わせ。添えた春雨の『ようなもの』は、チムタク の出汁をイメージしたジュレ。少し遊びを加えて仕上げています。
奈良・三輪の海藻そうめん 鰤シャブのフェ 交わる二つの味と香り
3品目は奈良の素材、素麺を使ったお料理。海藻を練りこんだ、三輪のそうめんには、韓国のお造りとも言える『フェ』。新婦様韓国で食べてとても美味しかった思い出があるそうです。旬のブリを使って、日本と韓国とのコラボレーション。軽く霜降りしたブリと、ごま油、ネギ、生姜とわさび、韓国のりで、少し辛味を添えて仕上げています。
真鯛のサルティン 燻したポレンタ エビの旨味のサルサとお父さんの苺
お魚料理は、新婦のご実家で作られる素材を使って。和歌山で上がる、活け締めのフレッシュな真鯛。ローストした真鯛にはトウモロコシで作るポレンタ、海老の旨味を凝縮したソースと、お父様が作る、奈良のおいしいイチゴ『あすかルビー』を軽く炙って添えています。魚介の旨味、海老の香りと合わせて、イチゴのほんのりとした甘さに、お父様が新婦に向ける優しさをイメージしてお召し上がりください。
大和牛のアサード 冬野菜のグラチネ セロリと大和肉鶏節 バルサミコ 日本の好きなもの
お肉料理は奈良の銘牛、大和牛です。じっくりとローストした大和牛、しっとりと焼き上げています。付け合わせは、新郎が日本の料理の中で大好きというお好み焼きをイメージしたもの。季節の野菜と新婦の地元、奈良・郡山の米を鰹出汁で作るホワイトソースでグラタン仕立てにしました。セロリの香り、生姜のピクルス、バルサミコ。それに鰹節の代わりに、大和肉鶏で作る『鶏節』を添えて仕上げています。皆様お好み焼きの味を感じていただけますでしょうか。
幸せのお裾分け ウェディングケーキ 思いのこもったガトーと大和茶のジェラート ホワイトチョコクリーム あすかルビー
ウェディングケーキに合わせているのは、奈良らしく大和茶のジェラートとホワイトチョコレートのクリーム。イチゴはもちろん、お父様が作るあすかルビーが再登場。そして添えています、小さな抹茶のパウンドケーキは、新郎様が大好きな新婦様の作る焼き菓子。普段はお客様に向けて一つ一つ焼き上げるこのお菓子。今日は皆様に感謝の思いを込めて、心を込めてじっくりと焼き上げました。お二人の皆様への思いも一緒にお召し上がり頂けたらと思います。